平和の灯 “いのり”

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広島に投下された原爆の火を護持している福岡県八女市よりその火を分けていただき、核廃絶の日まで灯し続ける非核の会より、新たな記念碑制作依頼を受けました。2011年夏のことです。3.11の後、福島原発事故から国民の反原発意識が高まる中、どのようなメッセージを込めようか迷い、考えました。そして、ここに生きる私たち、地球からの核廃絶と平和への願いを込め、“祈り”が炎を包むシンプルな形に決まりました。
私自身もハンマーをふるい、“平和”を祈りながら石彫を続けました。協力していただいた彫刻家坂本浩人氏のお陰で、素晴らしいかたちが生まれました。火の灯る石彫の奥には、東林院副住職のアイデアで“あまねくすべての人に光を”という意味の梵字“きりく”を刻みました。完成した瞬間、この作品を手がける機会をいただいた事に感謝の気持で一杯になりました。
“平和の灯”が世界、宇宙に向け平和を願う私達の無限のエネルギーを放ち、核廃絶のメッセージが届くよう心からお祈りします。
制作に協力していただいた皆様に感謝しています。
ありがとうございました。

2012年8月5日
楡木令子

台湾花蓮市 “はじまり”

長崎県 “仕上げ”

鳴門市東林院設置